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東ヶ丘

2012-2-22

  さてPugsleyを購入後、毎週末のようにこの自転車に乗って雪上ライドを楽しんでいる。先日は、東山方面へ向かってどこまで上れるか挑戦してみた。

  まずは、神社の道から開始。雪はあるが日当たりの良い場所は舗装面が見える。車も通っているため、圧雪されて走りやすい。雪と舗装露出部の境目は凍っているので要注意だが、それ以外は太タイヤの効果もあって雪を特別意識せずに普通に上れてしまう。

  このタイヤを使ってみて感じる事は、雪の上で楽に走れるという事である。例えば2.1インチ幅の細めのタイヤだと雪の上ではタイヤが沈み込むためその分抵抗が発生する。リヤはその分グリップが得られる場合もあるがより強い力が必要。フロントもタイヤを取られやすいため、気を抜けない。一方太タイヤは沈み込まずに雪の上を踏みしめるように進める。雪の上に浮いている状態なので、ハンドルを取られる事をあまり心配せずに、ペダリングに集中出来る。リヤは太さ故の強いトラクションが得られるかといえばそうでは無く、むしろよくスリップすると感じる。しかし、沈み込みによる力のロスが無いので、滑らないように力を入れ過ぎず静かに均等なペダリングをすればよいのである。以上、ある程度の圧雪での話ではあるが。

  上の道路辺りから先は一面真っ白、雪景色。2台のMTBのタイヤの跡が見える。これを見ながら上っていく。そのうちタイヤの跡からどこのメーカーの何のタイヤか言い当てられるようになるかもしれない。カフェピラータの前を、店長さんや11匹の猫達の姿を横目にしながら通過していく。とら猫大将はどの猫か。美鈴湖の売店前あたりにMTB4名くらいの集団が居た。挨拶するも、太タイヤと気づかれて少々気恥ずかしく感じる。

  美鈴湖前を過ぎてゲートを越えて進んで行くと、前回来たときから何度も降雪があったため、走れる場所は車のタイヤが踏んだ部分しかない状態。ペダリングと共にギュッギュッギュッという音をさせて、雪を踏みしめながら進む。
  誰が冬の最中にこの道を通るのか?私が見かけた人達は、
  ・猟師の車、、いつも犬を連れて5,6台で来ている。時々銃声がこだまする。
  ・スノモ乗り、、渋池あたりから上に
  ・山歩きの人
  ・山スキーの人
  ・自転車乗り、、若干名

  この日、車の轍部分は中途半端な圧雪で、タイヤが沈むか沈まないかの柔らかさ。最初はいつもやるように、リヤに加重をかけて漕ぐが、圧雪が持ちこたえられずに崩れてタイヤが沈みこみ空転。タイヤの空気圧をサイドにしわがよらないぎりぎりまで下げて、漕ぎながら脚を付きながら苦労しながら進むうち、今度は前後均等に加重をかけるようにしてみると、沈まずに進める事が判った。但しペダルは静かに均等に回す、リヤタイヤはスリップしながらも前に進める。低空気圧も接地面積を増やすことで沈み込みを防ぎ、効果はかなり大きい。

   ・北アルプス
  omoide01

  第2CPにて、車が数台有る、猟師だろうか。あまり無理をせず、先へ進む。標高が高くなってくると、気温も下がりボトルの水も凍り始める。雪質も変わってきたのか、タイヤが沈みにくくなり、進みやすい。しかし先へ進むほどに轍以外の部分は全く雪が踏まれていなく、走れる部分はさらに限られてくる。車のタイヤ幅2本分くらいのラインをぶれずに上り続けるのはバイクコントロールの練習になる。さらに22×32T、28Tで回していて、気が付くと脈拍も限界に近い。しかし、天候に恵まれ、眼下に広がる景色を眺めるとやる気も湧いてくる。

 ・日陰の道は気温も低く
  omoide02


  ふた股を越えてさらに進み、唯一の短い下り部分を走っていると、後ろからモトクロスオートバイがやってきて抜かされる。轍で暴れるバイクを押さえ込みながら、雪煙を巻き上げてかなりのスピードで走り去っていった。上手なものだと見送る。

・茶屋跡は雪深く
omide04

  第3CPの茶屋跡まで来ると、雪はかなり深くなり気温も低いため雪が柔らかく走行困難。斜度がある場所では押しが入る。そして峠へ到着!
 
  誰も居ない。空は晴れて青く、風も無い。息をひそめて耳を澄ますと無音。
  下からここまで3時間弱。そしてこの日は疲労と時間の都合でここであきらめ。美しに向かう道には車の走った跡も見える。まだ行けない事もないのだが。。

  ・峠から東ヶ丘へ
   omoide03

  補給の後、下る。雪の轍を激走。一度フロントのグリップを失って転倒したが、雪なので全く大した事では無い。池辺りから下はさらに快走、雪の上としては今まで考えられないくらいのスピードで下りを楽しめた。


  そしてちょうど一週間後の同じ時間にまた峠は私は居たw。今日はこれより先にすすむぞよ。あわよくば頂上まで。 この太タイヤでどこまで行けるのか、モチベーションも高い。

  しかし、今回はさらに降雪があり、車は一台も通った跡がない。低圧タイヤで進もうとするも轍は凸上に踏み固まっていて外れるとタイヤは新雪にはまってもう進めない。斜度の緩い部分以外は全て押して進む。
  台上に出る前の坂では雲間から太陽が顔をのぞかせて、積もって間もない雪の結晶が太陽の光を反射して輝く。一瞬疲れを忘れさせてくれる。間もなく台上へ到着、やはり全く乗れない状態を押して進み、思い出の丘に到着。
  上り初めてから3時間半。今日は天候は曇り、風もやや強めだ。ここから先は平坦な道路が続いているが、車の踏み跡も無く雪の深さも増していて、もし進むとしても全くの押しになるだろう。この先へは進めなかった。補給、下りの準備。

  ・東ヶ丘
  omoide05

  松本方面に向かって走り始めると、なんと両脚のハムストがつりかける。だましながら脚を回し続けているうちに回復したので良かった。冷えの為か、単に冬場でなまっているだけか。柔らかい路面をスリップしないように上るには脚の裏側を使って均等に回すため、練習にもなっている。

  下り初めてすぐに、モトクロスバイクが上がってきた。先週追い越していった人であろう。止まって少し話をした。今年は何度も来ているがまだ雪が少ない、ここまで40分、先週は林道を下った。林道は凍結していて危ない、何度もバイクをとばした等々。この轍のある新雪でタイヤを取られながら暴れるバイクを押さえ込みながら走るのは相当な技術と体力が必要だろう。この日は、東ヶ丘の向こうには進めたのだろうか?

  峠までは轍から外れると積雪はハブ下くらいまでと深く、さらに轍にハンドルを取られるため苦労する。それでも下りで雪はパウダーなので走る事が出来た。峠から先は先週同様に轍の上をオンザラインで走り抜ける。時々前輪が雪の固まりなどに引っかかる。復帰出来ないまま何とか走り続けようとすると、自転車は道の全幅を使って蛇行するような事になり危ない。風を切って下り続けると、顔面や指先がよく冷える等々、大変な面はあるがそれ以上に楽しいのである。

  湖からは、最短の激坂を降りる。途中、眼下に松本平と北アルプスがよく見える。昨年はFUELで苦労した下りも太タイヤのおかげで問題なく進む。

  東ヶ丘まで3時間半。頂上まではおそらく5時間以上かかるであろうと思われる。やはり冬の東山は遠かった。しかし、いつかは自分の脚で到達してみたいと考えている。


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長野県でMTBに乗っているtakが徒然なるままに書いています。

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