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戦争を平和という人間

2015-5-30

  日本を戦争の出来る国に変貌させる安保法案が衆院で審議中だという。審議とは一体何なのだろうか。


  国家権力が暴走しないように縛るのが憲法である。
  日本国憲法では、

  第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する

  と明記されている。
  つまり、集団的自衛権、すなわち他国のために日本が武力の行使、戦闘行為すなわち戦争を行う事を憲法は禁じている。どう読んでも、それ以外の解釈は無い。

  それなのに、安倍自民党と公明党は、集団的自衛権を行使できると閣議決定し、実際にそうするための戦争法案を成立させようとしている。それが現在の状況。

  日本国憲法 第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ

  とある。従って、安倍自民党、公明党がやっている事は全て憲法違反だ。


  自分たちが守らねばならない規範である憲法を平然と無視するような人達が、
  政府説明が正しい根拠を「私は総理大臣だから」という人間が、
  集団的自衛権行使、すわなち他国のためにまた別の国と戦争を行うかを判断するのだという。
  この法案が通ったら、一部個人の考えで戦争を始める事態が目に見えるようだ。



  国会での質疑の様子を新聞などで読めば、
  野党の質問に対して政府はまともに返答しない、出来ない、話を逸らす、議論になっていない。
  これで時間が来たからといって強行採決をするのか?秘密保護法案の時と同じように。

  
  さらに呆れかえるような事が起きた。
  5/28の衆院特別委員会で民主党の辻本議員がホルムズ海峡での機雷掃海が日本へのテロを誘発する恐れを指摘している時に、安倍首相は「はやく質問しろよ!演説じゃないんだから」とやじを飛ばしたのだ。辻本議員の発言3分を過ぎた所でだ。

  今年2月の日教組やじの記憶も新しいが、まともな神経の持ち主ではない。
  日本を戦争国家へと逆戻りさせる憲法違反の重大法案を審議(おかしな話だ)しているというのに、人の意見を聞かない、議論しない、民主主義も無視だ。三権分立も無視だ。痛い所を付かれると逆ギレ激昂。これが日本の首相。私を選んだ国民には最後まで付き合ってもらうさ、か? 次は憲法変えて、非常事態で憲法停止、全権委任法、過去のドイツを見習う。考えているのはそんな所だろう。

  この前日5/27には、安倍首相は自身へのヤジに、議論の妨害はやめていただきたい。学校で習いませんでしたか と野党に対して言っていた、その翌日の事だ。

  首相は質問にまともに答えず、自説を述べるような5分以上の答弁をを繰り返し、浜田靖一委員長に「簡潔な答弁を」と注意された、その翌日の事だ。


  まともな議論すら無いままに、戦争法案が成立してしまうのか?

  
  平和を望む人間が頑張るしかない! 野党も頑張れ!


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無くした物は

2015-5-28

  最近は山へ行っていない。いや、山を上っているが、山道を走っていない。
  ここ1ヶ月ほど、レースに向けての準備に重点を置いて、舗装路ばかり走っている。昨年は変な風邪や、出張が重なってまともな準備、そして走りが出来なかった美しのヒルクライム。どのくらい復活できるのか、試してみたいのだ。
  自然の中を走るという楽しみは少ないのだが、自分の身体と対話しながら、どうすれば出来るだけ楽に早く走れるかを探すのも面白い。時にはそんな期間が有っても良いと思う。
  という訳で、トレーニング中は写真もほとんど撮らず、ネタ切れ気味の今日この頃であります。


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  今回はサドルの話です。

  自転車に乗る時に身体と接する部品はやはり大事で、快適に乗れるかどうかが決まってくる。
  例えば、ハンドルのグリップやグローブ、シューズとペダル、そしてサドルとレーパンなどなど。自転車に重要でない部品は無いのだが、身体が接する部分で痛みや不快さがあると、ライディングに集中出来ずに力が出せない。そういう意味でも重要な部品である。

  特に長時間、長距離を走る場合は、サドルが合っていないと、身体的苦しさに加えて痛さに耐えるという、まさに苦行となる。そういった経験のある方も多いのではないだろうか。

  サドルが合うか合わないかでポイントとなるのは、ノーズや着座部分のサイズや形状、座骨が当たる部分の柔らかさが思いつく。
  臀部すなわちお尻が痛いケースをいくつか、自分の経験から挙げてみる。サドルのポジションは概ね適正な位置に設定してある前提です。

   1)しばらく振りに乗った時は、筋肉の付け根が痛くなる。これは乗り続けると解消される。

   2)ノーズの幅が大きすぎると、会陰と脚の付け根の間がサドルと接触して皮がむけたようになって、、これは痛い。

   3)サドル上面におしりの骨(座骨)が当たり、時間と共に痛みが増してくる。固いサドルでなりやすい。
    2)と3)はレーパンのパッド厚さなどとの相性もある

  上記のような痛い目に遭わないためには、形状やサイズが自分に合っている事。そして、適度に柔らかい事が必要となるだろう。
  と書いていて当たり前の事だよな、と思う。しかし、申し分なくフィットするサドルには中々出会えない。今まで良いと思っていた物も、自分の側が変化して、今イチに感じるようになる事もある。乗り込んでそのサドルに慣れる事や、身体側すなわち臀部を鍛える事も必要だが、それなりにフィットした物でなくてはならない。

  
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  自分の場合は昔から、皆が良く使っているようなサドルは大体大きすぎて、股の内側が擦れて大変な事になってしまうため、小振りサイズのベッタ製を使っていた(下の写真の右端と中央)。ベッタのお気に入りを使い古してしまい、残るベッタSPは以前は大丈夫だったが、今ではクッションが足りずに使う気が起きない。
  最近は、臀部がやせてきたのか、固いサドルは座骨がゴリゴリ当たる感じで耐えられなくなってきた。他の例で言えば、アルプス公園の長いローラー滑り台は1本降りてくると皮がむけてしまうくらい(分かりにくいw)。

  そこで現在は、写真左のブリヂストン製を愛用している。価格2980円。形状的にフィットして、クッションたっぷりで一日中乗っても座骨が痛くならない。但し、重量が400g弱と重め。しかし重量のデメリットよりも、快適さと、走りに集中出来る事のメリットの方が大きいのだ。少しの凸凹なら臀部の衝撃を気にしないで漕ぎ続けられるし、腰にも優しい。
  もちろん、今時のサドルを探せば、軽量でなおかつフィットするものは見つかるだろう。見た目も格好良くなる。でも、全体的に固そうで、価格的にいくつも試すという訳には行かず、躊躇する。
  という訳で、今の自分に合うサドルは当面の間、このブリヂストン製という事になりそうだ。


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   。  。  。  。  。


  初めて長距離のロードレースに出た時の事だ。
  稚内までの海岸沿いを200km。その日は向かい風が強めだった。それなのに、スタート直後からハイペースでレースが進んだ。やめてくれーと思いながら、一列棒状になって走る。といっても斜めからの風で、風よけが出来ずにきつい。一度中切れ起こしてしまい、後続の人がちっと言いながら後ろから上がっていったのを今でも良く憶えているw。悪いのは自分w
  中盤はペースが落ち着いてほっと一息。
  試しに集団の先頭に近づいてみた時の事、後ろから指で押してくる人有り。何? と思っているうちに数人がペースを上げて、飛び出していった。当然自分は動ける訳がない(レベルの違いってやつです)。後から聞くと、それがレースを決めた逃げだったらしい。
   その後集団のペースが上がらなくなった。しかしゴールに近づくとやはりスピードが上がるのは当然の成り行き。稚内の街中を走っている時に前方に不穏な空気を感じた。その次の週間、2,3人前で接触、落車発生!自分も何も対処する事も出来ずに突っ込んで、ひっくり返って、自分の上に誰かが落ちてきて、、地面に落ちてからもガシャンガシャンという音が聞こえた。
  立ち上がると、幸運な事に身体は無傷、自転車も大丈夫でゴールまで走りきる事が出来た。ただ背中に入っていた食べなかったバナナが潰れていた。バナナが守ってくれたのだw。洗濯が大変だったけれど。
  さて、レース終了後、やれやれ、とトイレに行って、もぞもぞ、、

  あれっ!無い!?(何がw?) 
 
  何かをなくした感じ。というか、麻痺して感覚がなくなっている!(超焦)
  初体験の事で非常に焦った。冷や汗をかきながら色々やっているうちに、感覚が徐々に戻ってきてほっと一安心。
  調べてみると、これは長時間神経が圧迫される事による物だという。ハイペースに付いていこうと必死に頑張って、骨盤が前傾したような状態が長く続き、会陰にずっと圧力がかかっていた事が一因だった。
  その後も、この時ほどひどくはないものの、強い向かい風など上半身を低くして骨盤を前傾させて力を出すような体勢が長く続くと、同じ症状が出て来る。そういう時は立ち漕ぎしたり、座る位置を少しずらしたりして緩和するようにしている。

  という訳で、サドルの臀部の位置関係は、効率よくペダリング出来る事と快適さと、複数のファクターを両立するように調整する必要もあるという話です。前後位置、高さ、上向き下向き、、
  サドルが高すぎると、骨盤を立てにくくなるので、何かが麻痺しやすくなる。もしくは、サドルが上向きだと、圧迫されやすい。下向き過ぎると、お尻が前方にずれるのを常に修正する必要がある。といった具合です。


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  おや?アナトミックサドルの話が出てきませんでした。サイズが合えば試してみたいアイテムです。
   
  以上、やや男性向けのサドルの話でした。




はらぺこあおむし その後

2015-5-18


  GW明けからずっと、初夏の陽気が続いています。
  畑の野菜や、庭のカエル達の為にも雨が降って欲しい所です。

  今回は、昨年秋に書いた、アゲハ蝶の幼虫達のその後についてです。過去記事はこちらのリンクから。

  昨年の秋から冬にかけて蛹になった幼虫達。冬に暖かい家の中で羽化してしまうと自然に帰れなくなるので、家の外、雨の当たらない場所で冬を越していた。
  松本平の冬はなかなかに寒い。雪が少ないせいか凍みるような寒さを感じる。真冬の氷点下10℃を下回るような、寒風吹きすさぶ日々を、さなぎ達はじっと耐えて、ようやく暖かな春がが来たのだ!


  春の連休のある暖かな日、家の周りをアゲハが飛んでいるのを見つけた。そういえば、ウチの蛹達ももうすぐ羽化するのではないかと、半年近く外に置いてあった箱を家の中へ持ち込んだ。しかし、寒い冬の間に死んでしまったのではないか?と心配される。


  ・胴体の縞模様やお腹側にたたまれた羽が透けて見えている。もうすぐ羽化!
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   おや?新聞紙のちょうど良い部分で蛹になってくれた、、いや、アゲハ蝶も日本の行く末が心配なのだろう。
  日本国憲法は集団的自衛権を容認していない。これは今も何一つ変わらない。安倍独裁政府が憲法違反を繰り返しているだけだ。現在、国会に提出されている平和の名のつく戦争法案は当然全て違憲。従って無効である。近々、首相に対して違憲訴訟が起こされるであろう、と思う。


  閑話休題。

  何日か経って、蛹の色が黒くなってきたと山少年が気付いた。よくよく見ると、蛹の上側が黒っぽくなり、中が透けて見えているようだ。その翌朝、最初の一匹が羽化した!キアゲハだった。おめでとう!!というのは人間の勝手だけど。
  小さな姿、その生命力に驚かされる。半年間、じっと冬の寒さに耐えきって、そして蝶の姿で現れる。
   
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  さなぎの中から出て来る瞬間は見逃してしまった。出てきた後は、逆さまにぶら下がるような体勢でじっとして、縮んだ羽が伸びるのを待つ。1時間くらいすると、羽はしゃんとしてきて、開いたり閉じたり動かしていた。その後も2,3時間はじっとしていて、最後は気付かないうちに飛び去っていった。大人の蝶として活動するのは1,2週間くらいだろうか、元気にやってほしいものだ。

  このキアゲハを皮切りに、7つあった蛹は数日のうち次々に羽化し、GWは羽化ラッシュだった。気が付いたら窓際を飛んでいたり、姿を見ないうちに飛び去ったものもあった。ひとつだけ黒すぎるなと思っていたら、また寄生バチだったようで、、これに遭遇するとガックリくるね。
  こうして計6匹が無事に蝶になり飛び去っていった。庭や近所でアゲハが飛んでいると、ウチから旅だったアゲハかな?という会話。


   。  。  。  。  。


  さて、昨年の初冬、霜が降りてからも、庭のヘンルーダにはまだいくらかの幼虫達が残っていた。このままでは、蛹になるまえにダメになるだろう。何匹かを家に連れてきて、最後まで頑張れと世話をしていた。しかし、その幼虫たちの多くは、上手に蛹になる事ができずに死んでいった。糸かけが出来なかったり、前蛹の体勢になっても蛹化出来なかったり、、。寒さに当たったのがいけなかったのか、分らない。人間の手出し無用という事かもしれない。

  この幼虫達の中で、まだ黒い姿の3齢、4齢幼虫らしきものが最後2匹に残っていた。身体の大きさも小さいままだ。ポットにして持ちこんだヘンルーダに乗せても、すぐにあちこち歩き回り、葉を食べずに何をしている?と思っていた。すると翌日、小さな蛹になっていた!! 通常の半分以下の大きさで!
  普通は、4齢幼虫が脱皮して緑色の終齢幼虫になり、その後、蛹になる。それが、終齢幼虫の段階を飛ばして蛹になるとは、よっぽど焦っていたに違いないw。半年前の話だ。
  
  この2匹の蛹はなかなか羽化してこなかった。やはりダメなのだろうか、と思っていたある日、小さい姿のアゲハ蝶が窓際をパタパタ飛んでいるではないか!慌てて外に逃がす。元気に野に戻る事が出来てよかった。ぎりぎりの人生、、誰かを思い出すなw。
  最後の小さな1匹はその数日後に羽化してきた。しかしその姿は、、頭に蛹のカケラがくっついたままで、触角を伸ばせず、目も見えづらい。羽も曲がったような形なままで真っ直ぐにならない。何だか上手く行っていないようだ。普通は2,3時間も経てば羽を動かして、飛ぼうとする。このアゲハは、まる一日経っても動きが少ない。
  結局、2日目に山少年が頭に残ったカラを外し、ハチミツ水をやって、庭の木につかまらせてやったのだそうだ。その後、姿が見えなくなっていたという事で、自力で飛んでいったと信じている。


  ・応援せずにはいられない
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    。  。  。  。  。

  
  つい昨日の事、庭のヘンルーダの葉を見ると、山少年の言っていた通りだった。


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  こうして命を次の世代に繋げていく。

  人間も、結局やっていることは同じだよな、と思った。

  同じはずなのに、複雑で、上手くいかないのは、何故だろう?

  大きくなった頭と力、変わらぬ本能。理性はどこからやって来る?

  哲学が必要な時代かもしれない

   zzz.....




The Peaks 2/5

2015-5-8

  連休のこと。

  明日は休み、自転車でどこか行こうかな、と一人ごちていると、
   ええーっずるい!一緒に行く! 
    って明日は学校あるじゃないか。行けないでしょ。
     学校行かない。
      明日はどこへも行かないよ。家で寝てる。
       一緒にー
        ここはひとつ、上田のパン屋にでも行ってくるか!
         ずるーい!一緒に行く!
          冗談冗談。上田なんて行くわけ無いよ。第一何キロあるかも知らないし。
           本当は何処行くの?
            何も決めていないよ。だぶん寝てるよ。。

  翌朝

  おや、連中は学校へ行ったね(しめしめ、、)
  家族に行き先を告げ、自転車で神社から美鈴湖へ向かう。この日の天気予報は晴れ、ここ数日も晴れ続き、今後も晴れ予報で少し雨が降って欲しいところだ。ザックの中は、ゴアの上下やスパッツなど冬に活躍した装備を出して幾分軽い。
  しかし、何故か身体が重かった。朝食後あまり間を置いていなかったため、最初はゆっくり走るつもりだったのだが、ペースはそれ以下だった。しかも身体のだるさと気持ち悪さが。。何とも無いよ、何とも。最近あまり乗っていないかったフルサスMTBなので遅いだけよ。と自分に言い聞かせ。

  カフェピラータ前を通過、タイムは大分遅い。午後はやってます、の張り紙と茶トラどんを横目に走り続ける。
  美鈴湖の先の坂をじわじわと上るも調子は一向に戻る気配が無い。CP2を越えた先あたりでは、山菜採りだろうか、所々に車が停まっていた。前後を走る自転車はいないようだ。


  ・雪は全て消え去った
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  ようやく武石茶屋跡に到着。ここまで来てやや脚に力が戻ってきた感触有り。ただ、本当に体調が戻ったのかどうか読めない感じだ。こんな調子で今日は大丈夫なのか?と思いながらウインドブレーカを着て、武石峠(1838m)を越えて武石観光センター方面へ下り始める。
  こちら側はスカイラインと較べると、道幅が狭く、見通しの悪いカーブが多い。スピードも結構出るが、過去にも数えるほどしか走っていないので慎重に走る。ところで、何故かカーブ毎に青い番号標識がつけられているのは市町村による違いだ。

  対向車に気を付けながら下っていく。上の方は路面は良かったが、降りていくと突然ひび割れや砂地が現れるので要注意だ。2014年のThe Peaks ではここもコースの一部だった。ロードで走る際は神経を使うだろう。
  観光センター前にて目的地までの距離が表示されていた。その数字を見て、まだ30kmもあるのかい!と言いながら、休憩時間を惜しんでそのまま通過する。往路はまだまだ元気だ。


  ・右奥に見えるのが美ヶ原か
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  観光センターは標高1090mで、美鈴湖より若干高め。ここからも武石川の流れる谷に沿って、直線的に下りは続く。若干の向かい風の中、ほとんど脚を回さずに良いスピードで下り続ける。十数キロ走った所で武石口の交差点、152号に出て左折。標高580m、上った分は全て下ってきた事になる。ここからは交通量が多かった。路側帯も狭く、出来るだけ左端を走る。丸子の街中を越えて、新幹線の高架をくぐり、千曲川を渡った所で、遠くまで来た感じがしてきた。
  さて、18号の看板を見て、何を勘違いしたのか、鉄道を越える前に左折してしまった。千曲川を左手にして走っているので方向は間違いないのだが、線路が右側にある。バイパス的な道路で走りやすかった。小さな踏切りを見つけて線路向こうの18号へ出る。こちらはやはり車が多く、路肩も狭い。

  道路端を走ったり、歩道に上がってみたり、適当なペースで進んでいく。
  そして最も混雑していたのが駅前で、ここから当初の目的地としていた公園に向かうと、ちょうどデモをやっていた。この日は5月1日のメーデーという事だったのだ。原発いらない!再稼働反対!派遣法改悪反対!というコールが聞こえてきたので、最後尾に飛び入り参加か!?と思ったが丁度終わりで解散となった。


  ・到着
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  駅前の混雑を抜けて、ほどなく到着したのは上田城趾公園。
  観光客にまぎれて、ベンチに座って持ってきたおにぎりで昼食とした。ここまで約60km、3時間半かかった。上りで苦労したものの、自分にしてはまあまあのペースだ。しかし大分疲労を感じる。ここは標高450mで本日のスタート地点より低いのだ。帰りは大丈夫だろうか?30分ほどゆっくりと休憩。


  ・櫓門
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  第2の目的地である柳町にあるパン屋へ向かう。ここの2階で昼食など戴ければ素晴らしい。しかし最初から時間が無い事は分っていたし、身体も汗っぽいのでそれは無し。
  並んでいる中から、暑さに強そうなパンを選んだ。え?食べるんじゃなくて、持って帰る? 2,3時間暑くなっても大丈夫かと店員さんに聞けば、問題なさそうという事で。
  

  帰り方としては、来た道と同じか青木峠というルートもあるが、上りの練習も兼ねているので、再び武石峠へと向かう事とした。これから標高差1400mかと思うと気分が重いw!
  さて、混雑した18号は適度な省エネペースで進む。途中、コンビニで水と食料を買い込む。大屋駅手前で右折して152号へ。千曲川を渡って、丸子の町までは緩やかな上り基調だ。
  ひたすら無心に漕いで、武石口の交差点に到着。ここで右折して峠へ向かうのだが、見るからに斜度がきつくなっている。なので一旦、交差点にあるコンビニで休憩とした。


  ・小尾根が武石公園か
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  やや復活した所で、再スタート。
  まずは、12km先の武石観光センターが目標だ。前半は所々に緩い部分もあるため何とかペースを維持していく。しかし、上りは次第にきつくなってくる。ふと見上げると、遠くに高原美術館の屋根か何かが光を反射していた。あれと同じ標高まで上ると考えると、、いや、考えないことにした。

  道路は直線的になり先まで見えて、脚を休められない斜度が続く。蓄積する疲労。途中から、速度は10km/hを切り、自分の力はこんな物だとメーターの距離計を睨みながらひたすら頑張る。センターまであと1kmの看板があり、やや元気が出た。
  ここでリヤから聞こえてくるタイヤの音が気になって確認してみると、、リヤタイヤは空気が抜けてふにゃふにゃになっているではないか!。いままで苦しんできたのは、タイヤの所為だったのか!? 気付くのが遅いのはフルサスだったから、と言い訳しておこう。

  観光センターまであと1km足らず。スローパンクかと思い、空気を入れてみてもすぐに抜ける。チューブ交換だ。暑い日差しの中タイヤを外す。ちょうど牧場横で、向こうには黒い牛達が草をはんでいる。タイヤ表面に異状は見えず、内側にも何もなし。パンク修理跡から漏れているのか?自分の所為かw?と考えながら、チューブを換えて空気を入れて完了。さて行くか、とザックを背負った所で、ドドドドッという音に驚かされた。何かと思ったら、4,5頭の黒牛達が柵の間際まで走ってきてこちらをじっと見ているのだ。何だろう? しばし見つめ合った後、じゃあな、と牛達に見送られて再スタートだ。


  ・チューブ交換中
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  観光センターで休憩の後、走り始める。峠までは残り9km。二桁でないのが良いね。中位の斜度なのだが疲れた脚には効く。谷間まで日差しは届かず、やや気温も低く、薄暗い中を走る
  この道には、各カーブに細かすぎるくらいに番号が振られた標識がある。最初目に入ったのはひと桁の数字だった。これが少しずつ増えていく。10、20、30、、と変化していくのだが、一体幾つになれば頂上だったか憶えていない。これを見ていると疲れが余計に増えるので見ない事にした。

  ここで左のスネの筋肉、前頸骨筋が痙ってきた。足三里のツボがある筋肉。シューズは最近使い始めたもので、クリート位置が若干前すぎる事が原因のようだ。前すぎるとふくらはぎ側の腓腹筋が疲れそうに思うが、先に脛側がダメになった。普段歩いたり走ったりする時間が少ない事も関係しているだろうか。
  痙った状態では力が出ない。クリートを修正しても、休憩してもすぐに再発するだろうという事で、ビンディングを外して土踏まずで漕ぐことにした。段々とボロボロになっていく私w。これでセンターxローに近いギヤをくるくる回す。見た目を気にする余裕は無い。これで意外にも違和感少ないのは、雪上を走る時に同じ事をやっていたからだと思う。しかし、普段からちゃんと引き脚使えていたよな?という疑問が沸き起こってきた。大丈夫w?

  さて、峠までの中盤、九十九折りの部分は斜度が緩くスピードもやや上がる。ようやくお昼のおにぎりが消化されたか、わはは。と調子に乗ってきた。尾根に出ると、再び夕陽をを浴びながら走る。メーターを見れば残り2kmくらいなのだが、再び脚がきつくなってくる。ギヤはセンターxローに入っている。そして何とか止まらずに武石峠に到着する事が出来た。後は20kmほど下るだけ、重力の為すがままだ。フルサスなので荒れた路面でも楽に速く下れるのが良いところ。

  計画では最後に美鈴湖のカフェに寄るはずが、時間切れでまたの機会となってしまった。激坂からさっさと下って帰路へ着いた。朝8時発の夕方17時着で、実走は7時間半。もう少し早く帰って来られるかと思っていたが、これが現実という事だった。
  
  ・おや?誰かが、、
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  60km運んで来たパンは、話のネタにお使い物に出来るかと思っていたのだが、袋がしわくちゃになってしまったり、その他の理由から、半分実家で、残りは自宅で食した。
  念のため書いておくが、ここのお店のパンは天然酵母で強めの発酵をした、酸味のある味わいです。元々からそういう味なのです。本当です。


  以上、連休唯一の自転車行でありました。もう一度、青木峠周りで行ってみようかな。


  
プロフィール

tak

Author:tak
ようこそ!
長野県でMTBに乗っているtakが徒然なるままに書いています。

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