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泥カモ

2019-3-31

  その喫茶店の四大元素の一つは自転車。だから自転車乗りのつわものが集うこともある。そんな人達の話を聞くのもおもしろいのだ。
  ある週末の午後に、その店に訪れた時の事。

  そこで時々会うツーリストのお方のMTBが店前のラックにかかっていた。すぐに気付くのは、タイヤからフレームまで付着している、もの凄い泥また泥。 そうそう、MTBのXCレースだと、こんな具合に泥まみれになる事が良くあるのだと思い出した。

  店に入ると、その人はやや疲れた顔で椅子に腰掛けていた。あの泥はどうしたんですかと聞けば、いやそれはもう大変だったと様子を教えてくれた。
  お店のやや近くの林道を歩いてきたという情報を聞いて、自分も行ってみる事にしたそうだ。下り基調のダブルトラックなので、迷う心配は無いだろうし、短時間でまわってこれるだろうと。
  しかし、実際に走り始めると、最初は順調だったものの、途中から想定外の泥地獄にはまった。柔らかい泥はタイヤに付着して、タイヤは泥ダルマ。次に泥がブレーキやフレームとの隙間に溜まりに溜まってタイヤが回らない、下りなのに走れない。戻るには既に遅いと判断して、先へ進む。といっても泥で車輪は回らない、担ぐには泥で重くなりすぎで、ひきずるように自転車を押さなければならず疲労困憊したとのことだった。
  経験豊富な人でもそんな事があるのか、その道にはしばらく挑戦しないほうが良さそうだと。自分も気を付けなくてはと思った。


  ・見えない
  Pugsley in the mud


  で、上の話を聞いたちょうど1週間後、私は泥の中で一人奮闘していたw ちょうど聞いた話と同じ状況に陥ったのだ。別に自ら望んで泥道に入り込んだ訳ではなく、今年初めて走った道路の状態が昨年と異なっていたという理由だ。
 いつもなら、草で覆われていた道は、ブルドーザーか何かで新たに造成されてようになっていた。そして、雪はもう無いのだが、表面の土は軟らかい。さらには、爆音と共に、耕耘機のように道を耕した跡も多数見えた。特にコーナーで。お願いだから耕さないで欲しい。


  ・横からみた図
  Pugsley in the mud


  ファットバイクは、雪や砂地などでタイヤが沈まずに走れるのが強み。
   では、泥はどうだろうか? 
  今回の状況で説明してみよう。道はまあまあの斜度の上りだった。


  1)まずはタイヤに泥がついて、段々と厚みが増してくる。車重アップだが、まだ走れる。

  2)泥の厚みが増すと、シートステイやチェーンステーとタイヤの間の隙間に泥が詰まった状態で、抵抗が増す。フロントフォークも同様に泥が詰まってくる。漕ぎはかなり重いがまだ走れる。

  3)上りをインナーローで走るため、チェーンとリヤタイヤの隙間が小さい。ここに泥が溜まって、チェーンが泥まみれになる。センターギヤの位置なら問題ないので、フロントセンターにして、緩い斜度以外は押し歩きとなる。
  

  4)フロントディレーラとリヤディレーラのプーリー部分も泥詰まり。フロントシングルはディレーラーも無いし、チェーンとのクリアランスも大きいので良いといえる。
  チェーンとメカが泥まみれになったのを見て、もう漕ぐ気がなくなった。詰まってくる泥を木の枝で落としながら、ひらすら自転車を押して黙々と歩く。小一時間w。途中から雨まで降ってきて、、たのすいぞ。

  5)今回は無かったけれど、スプロケまで泥になると、チェーン飛びが発生。使えるのはローギヤのみになる。

  6)泥つまりMAXになると、タイヤは回転しなくなる、、、
  

  この時は、Pugsleyに、ジャンボジム26*4.0を履いて、フレームクリアランスは割と小さい状態だった。ファットバイクのフレームに2インチ幅くらいのタイヤなら、泥に強そうだな。結局、ファットであろうがなかろうが、タイヤとの隙間の大きさが問題といえる。
  泥付着による重量増は、タイヤ幅に比例するだろう。

   基本、泥に強い自転車は無い。
  比較的、泥に対応できるのは、タイヤとフレームのクリアランス大、ディスクブレーキ、フロントシングルギヤ、タイヤは細め、と言える。
  そう言えば、過去のXCレースにて、雨、泥コンディションでは、フロント1.75インチ幅、リヤ1.5インチ幅のタイヤで走っていたのを思い出した。懐かしい。
 

  ・まだ序の口です
  Pugsley in the mud

  ・完成図
  Pugsley in the mud


   この道の最後まで行ってから、木の枝でこそぐようにして出来るだけ泥を落とす。
   帰りは当然舗装路!で下ったのだが、
   速度を上げると、タイヤに残っていた泥の固まりがビュンビュンと飛んできて、顔まで泥になった。

    帰宅後、自転車の泥を落として注油メンテナンス、バッグ類の泥落とし等々、元通りになったのは2週間後で、ホントに後始末が大変な事態でした。


   ただでさえ花粉で大変なのに泥にもやられるとは、、春は大変な季節だと思う。


     ではまた。


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静かで白い

2019-3-22

  今年の春は、花粉の勢力が早くから拡大しています。過去最速ではないかと。暖冬といっても手放しでは喜べない。
  3月半ばにして既に目や鼻の周りがヒリヒリして、これから1ヶ月はこの状態が続くのかと考えるとウンザリしてくる今日この頃です。薬を使えば良いのだろうけれど、、まだ試していません。食べ物で症状を緩和出来ないか試しています。

  さて、まだ花粉が増える前の頃、春の山を散歩してきました。


  ・まだ色の無い世界。 こういう日のよく当たるところは良いのですが、、
  kyuudou aruki

  
  松本平は四方八方を山に囲まれているため、昔はどこへ行くにも山の中の峠を越えていかねばならなかった。人は歩き、馬や牛を使って荷物を運んだ。
  例えば中山道、善光寺参りの北国西往還、日本海の塩や海産物が運ばれてきた千国街道、参勤交代で江戸へ向かう道などなど、が思いつく。

  それらの古くからの道は、近代になって主要な国道になった部分もあれば、山の中の林道として残っているものもある。しかし、新しく整備された道路によって、誰にも使われなくなって寂れてしまう事も多い。

  そんな古い峠道のひとつを歩いてみた。


  kyuudou aruki

  

  登り口までは自転車で移動し、そこから先は歩きとなる。
  入口には旧道の表示があり、昭和の中頃まで使用されていたとの事だ。それなら道はまだはっきり残っているだろうと期待。

  歩き始めると、やはり倒木や枝が多い。しかし道は期待以上に明瞭だった。今も歩く人がいるのか、シカなど動物の通り道なのかは分からない。


  kyuudou aruki


  道は沢に沿って進み、次第に明瞭さは無くなっていった。
  場所によっては、じめじめと湿った地面が柔らかい。

  ふと足元の泥に埋まっている白い枝が目にとまった。その白さがどこか不自然に感じられて、注意を惹かれた。 中央が細めで端が太い、まるで誰かの脚の骨みたいだね、、って、その通りではないか!?

  すると同時に、山少年の驚いたような声が後ろから聞こえた。
  戻ってみると、動物の頭の骨が2つ、シカと猪?が、半分地面から顔を(まさに文字通りだ)出している。

  改めて周囲を見回すと、白いものがいくつも目に付いた。大小の骨や、タヌキ?の頭の骨もあった。この場所はいったい何なのだろうか? 山の中の静けさが際だち、空気が急にひんやりと感じられた。


  kyuudou aruki
  
  kyuudou aruki


  以前聞いた、山に詳しい人の話では、春に川の周辺に行けばシカの骨はすぐに見つかるのだという。
  弱った動物達は、最後の時を感じたら、水を得られやすい場所で過ごしてそこで土に還っていくという事かと想像する。 ここはそんな場所のひとつなのだろうか?


  やや神妙な気持ちになりながらも、骨を踏まないように気を付けながら先へと歩いた。
  その後、一応目的地まで行ってきたのだが、自分も山少年も口数少なく静かな山歩きとなった。

    。  。  。  


  人間だろうが、動物だろうが最後はゼロになる運命から逃れられない。
 
    それまで、ただひたすらに全力で生きるしかないと思う。

      そして生きているうちは楽しく! と、いきたい所です。


       ではまた。




ある冬の日

2019-3-14

   季節は春へと向かっています。

  結局今年は雪が少なかった、日々の生活が大変にならずに済んで良かったとカフェ店長さんと話をした日の事です。
   何故か夜中にふと目が覚めた。 
  障子がなんとなく薄明るく、街路灯で映し出される木々の影もぼんやりしている。不思議に思い、外を見てみると、、雪だ!! 見るからに湿ったぼた雪が次々と空から落ちてきて、積もり始めていた。そして翌朝も雪は降り続き、15-20cmの積雪。
  雨の予報に反して雪とは、やってくれるではないか! この日の朝の通勤が今冬で一番大変だった。湿った重い雪は締まらずに泥濘のような挙動を示すので。

  これが今週の月曜日。でも翌日には9割方は融けてなくなっていた。やはり春なのだと感じる。
  
  一方、標高1800m以上では、2週間前の降雪で50cmは積もっていて、今回さらに50cmくらいは降ったと思うので、雪を楽しめる期間が延びたかもしれません。


  Mt.Jounen


  まだ寒さが厳しかった頃の週末、時間を見つけては、またぞろ自転車で出かける。
  いつものルートかもしれないし、初めて走る道かもしれない。この時はまだ訪れた事のない山城であった。登り口に自転車を停めて、さあ出発だ。

  雪の斜面を歩き、空堀を渡って主郭を目指す。地図を見ながら、尾根を探して、あっちだこっちだと探索するのは面白い。
  ひとしきり山の中の遺構を歩き回った後は、日当たりの良い曲輪に腰を下ろし、おにぎりの昼食。
  さて帰るとしようか。


  Mt.Jounen

  Mt.Jounen


  帰還の途、
   松本平に向かって緩い坂道を下ってゆく

  頭上には済んだ青空
   顔に突き刺さる冷たい向かい風
    前方に聳える北アルプス
     山頂付近には冬の雪雲
      おそらく吹雪いているのだろう

    冬という季節を身体で感じながら走る


  Mt.Jounen

  Mt.Jounen



   身の引き締まるような、冬の冷たく澄んだ空気の中を走るのが、実に良いのであります。

    春の暖かさも良いのだけれど、花粉がね、、


      ではまた。





辺野古

2019-3-5

  2019年が始まったのはつい先日、と思っていたらもう3月。日々が過ぎていくのがとても早く感じられる。
  今冬を振り返ってみると、雪がかなり少なかった。それでも、何度かは自転車や山歩きなど行くことは出来て良かったとしておこう。

  しばらく雑談ネタを書いていませんでした。
  でも、日々の政治ニュースなど、ほとんど毎日フォローしています。
  気になる個別の話題について書こうと思っているそばから新たな問題発覚して、書きそびれる。沢山有り過ぎ。それ以外にも、内容の酷さに脱力、ってのもありますね。諦めている訳ではありません。

    。  。  。

  今の日本で、一番の問題は何だろう?
  自分的には戦争の無い、平和・共生の社会、普通に働いて食っていける世の中が良いと思っているので、それと全く反対に進んでいる点が大問題ですね。

  では何故そうなのかって事ですが、それは現アベ政権および与党自民党、公明党が戦争を出来る国にとか、弱肉強食の社会にする政策を進めているからで、そのまんまです。
  
  原発政策ひとつにしても、東京電力の福島原発事故にふるさとを奪われ続ける人達を助けない。放射能に破壊される人間関係と健康。放射能汚染源となっている原発事故の収束、廃炉は見通し立たず。それでも原発再稼働。再生エネルギーには送電線を使わせない。
  少子高齢化に対策打たずに、労働環境の改悪で拍車をかけて、外国人労働者を増やしてトドメを刺そうとしている。
  憲法を破壊、国会・民主主義を破壊、報道の破壊、最近では行政の破壊。まったくの破壊者だ。さすが、自分は権力の頂点にいるとか、森羅万象を担当とか、私が国家とか、ついポロリと言葉に出てしまうだけの事はある。もちろんこれは全くおかしな虚言であり、行政の長は独裁権力者ではなくて全体への奉仕者でなくてはならない。


  ・何故か最近になって鳥たちが庭にやって来る つぐみ
  Tsugumi


  もうひとつの大問題は、先の敗戦から始まり今に続く、日本の対米従属、対米軍従属だと考える。
  そして、何故その状態が継続されてきたのか。変化の気配も見えないのか。アベ政権の存続を許している理由も同じだろう。

  これは、米軍基地のある所で、良く分かる。
  事故率の高いオスプレイが日本各地を飛び回るようになった。アメリカ政府要人は米軍基地を通って日本に出入りする。横田基地周囲を避けて飛ぶ日本の旅客機。米軍関係者による日本国内での犯罪は日本で裁判されず、基地騒音被害の賠償金は日本の税金で支払われている。日本の主権はどこにある。

  そして沖縄、
  現在、辺野古に米軍基地新設を強行するのは、アメリカではなくて日本のアベ政府。
  その費用2兆5000億を日本の税金で負担して、工期は超軟弱地盤により13年とも不可能ともいわれる。

  普天間返還のために、と言うが、嘘と騙しの政府の言うことはまともに取り合えない。それに工期13年では全く遅い。
  それに新基地を作れば、さらに長期に渡り基地が固定化、存続される事になる。
  海兵隊は国外移転することで普天間は返却、そうするしかない。そもそも日本国内に米軍基地を作ること自体がおかしい。敗戦後の占領時代が続いているようではないか。

  2019-2-24辺野古米軍基地建設のための埋立て是非を問う沖縄県民投票が行われ、投票率52%、その72%が反対の意志を示した。
  これに対してアベ政権は、結果を真摯に受け止め、、と言いながらやっているのは、投票の翌日から土砂の投入工事を行い、反対の抗議をする市民を強制排除するという暴挙だ。こんな民意の無視を許してはならない。


  ・周囲を警戒 ヒヨドリが接近?
  Tsugumi


  辺野古県民投票は、沖縄出身の元山仁士郎さんが、大学に休学届けを出して、『辺野古』県民投票の会」の代表として積極的に活動を行い、県民投票条例を成立させたそうだ。しかし、うるま市・宜野湾市・沖縄市・宮古島市・石垣市が不参加とした(これもおかしな話。費用は県が負担)。これに対し元山さんは一人でハンガーストライキを行い(ある意味命がけです)、県民投票を訴えた。結局、選択肢を三択に変更する事で、何とか実施にこぎ着けた。この行動力に大拍手を贈りたい。


  本ブログでも紹介した、アメリカ政府への辺野古埋立中止の署名を始めたロブ・カジワラさん。県民投票前の埋立反対のイベントに参加するために来日した。その際、入国時に大阪入国管理局関西空港支局によって2時間ちかく拘束されていたというのだ。
  関西空港での入国審査時に、別室に連れて行かれた。係官からのどういうイベントに参加するのかの質問に、何度答えても、執拗に同じ質問を繰り返し聞き続けたというから、何かの嫌がらせ、脅しとしか思えない。この状態からは、カジワラさんの知人経由で照屋寛徳衆議院議員に連絡を取り、議員が入管に電話をしたことで解放されたという。
  こうやって、政府に反対する個人に対して圧力をかけるやり方は陰湿だ。そういう知恵はアメリカからの独立に使えばよいではないか、と思う。


  ・今の時期はエサが見つからないのだろうか?この後飛び去っていった
  Tsugumi


  ではどうするのかといえば、野党を応援して、次の参院選、衆院選では反自民の議席を大幅に増やせるようにするしかない。そして政権交代をしていくしかない。

  消費税増税を突然やめたり、外交で何かのまぐれで上手く進む事があったり、元号が変わって賑やかな雰囲気になったりしても、騙されてはいけない。アベ政権の本質は何も変わらない。国を破壊してでも今だけ、金だけ、自分だけ。

  国会答弁も嘘、賃金統計も嘘、GDPも嘘。これなら、内閣支持率が嘘でも全く驚かない。
  その次は選挙結果は嘘じゃないの?という疑問が持ち上がってくる。

   早く政権交代しないとさらに大変な事になりそうです。

    オチ無し!


      ではまた。


プロフィール

tak

Author:tak
ようこそ!
長野県でMTBに乗っているtakが徒然なるままに書いています。

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