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カフェインの真実とは

2017-8-4


   満開のむくげの花にみつばちが一匹だけやってきた。お仲間はどうしたんだい?
  
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  さて今回は、みつばちの写真とやや関係のない、健康の話題ですw。

  過去記事にて、頭痛の話を書いた。
  簡単に振り返ると、インスタントコーヒーによるカフェインの影響で睡眠の質が低下があり、頭痛やだるさを感じていた。仕事はしなければならないので、コーヒーを飲んで元気を出す。といっても一日一杯か、多くても2杯だったが。するとさらに眠れず、翌日またコーヒーを飲みたくなるという悪循環だった。
  コーヒーの量を減らしたが効果は少なく、結局、平日は飲まない事にした。休日にはカップ半分くらいは飲むが、影響はあまり感じていない。そして今では、頭痛は減って眠気をより感じられるという自然な状態に戻っている。

  これをきっかけに、カフェインに興味を持ち始め、本を一冊読んでみた。

    「 カフェインの真実 」 (MURRY CARPENTER著) 

  本書には主にアメリカの状況が書かれています。以下、その内容を織り交ぜながら話を進めていきます。


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   。  。  。


  精製されたカフェインは白くて苦い粉。

  小さじ1/16でコーヒー350mlと同じ量。小さじ1/4で心拍数の増大、発汗、強い不安を感じるようになる。そして大さじ1杯で死に至るという薬物だそうだ。 
  カフェインはどのような性質を持っているのだろうか。

  薬物研究者ローランド・グリフィスによれば、カフェインは乱用薬物とは考えられていないが、その条件を全て持っているという。
   ・気分を変える
   ・身体的依存を生む
   ・使用を中止すると禁断症状を示す
   ・依存状態になる人もいる

  専門用語では 強化(Xをまた飲みたくなる)、弁別(Xと識別出来る)、耐性(繰り返し摂取で効果が薄くなる)、依存、離脱症状 という特性を持っている。

  グリフィスらは自分自身をも被験者として、その効果を研究している。
  まずカフェイン断ち。
  その後、1日に100mgのカフェインを摂る。すると注意力、社交性、やる気、集中力、活力、自信 がプラス方向になったという。

  そして次に、摂取をやめると、発生率100%で離脱症状が現れた。頭痛、虚脱感、集中力の低下などの症状が1,2日目にピークとなり、約一週間で無くなった。

  離脱症状を起こすカフェイン量の少なさ(コーヒー一杯程度)とその症状の幅の広さ(頭痛、疲労感、不快感、筋肉のこわばり、風邪をひいたような気分、吐き気や嘔吐、カフェイン欲求)は特筆すべきものだという。

  
  カフェインは摂取すると頭が覚醒したり元気になったりするだけでなく、程度は軽いだろうがクセになる薬物だったのだ。


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   。  。  。

  飲料に含まれるカフェイン量はネットなどでも調べると数値が見られます。以下およその値で、

   ・ドリップコーヒー 60mg/150ml (同書から。豆や淹れ方でかなり違ってくる)
             90mg/150ml (日本食品標準成分表2010(文部科学省))
   ・インスタントコーヒー 70mg/150ml
   ・缶コーヒー 70~150mg/缶 (ドリップコーヒーより多い!)
   ・紅茶 30mg/150ml (やはり抽出時間で違う)

   ・コカコーラ 35mg/350ml (初期は80mg/250mlだそうで)
   ・マウンテンデュー 70mg/350ml (知らなかった!コーラの倍!)
   ・ペットボトルの紅茶や緑茶にも 50~170mg/500ml と結構多い

   ・リポビタンD 50mg/一瓶 (大人しく見える)
    モンスターなどエナジードリンク系はさらに多いようです

   以上、並べてみると、缶やペットボトル飲料で多い事が判る。

  レギュラーコーヒーや紅茶であれば、元々含まれるカフェインだが、缶やペットボトル飲料に含まれるカフェインは、想像される原材料の量に比して多い事から、おそらく添加されていると思われる。添加用として、アメリカでは化学的に合成されたカフェインも使用されている。日本では天然のもの(コーヒーから抽出など)のみが添加する事が許されているそうだ(実際はどうなのだろう)。


   。  。  。


  では何故メーカーはカフェインを添加するのだろうか?

  1900年初頭のコカコーラ裁判では、カフェインが問題視された。コカコーラ側はカフェインの苦さは、飲料の風味として添加されていると主張した。
  しかし、本当の所は何なのか、その理由を著者は見抜いている。

  カフェインの特性は何だったかと言えば、摂る人はカフェイン入りを感じ、頭スッキリ、やる気、元気が出る、そしてまたその効果を欲するという物だ。その特性により、またカフェイン入りの飲料が飲みたくなるという訳だ。企業が売り上げを伸ばす為に、カフェインの効果により繰り返し購入させる効果を狙っていると。

  何故缶やペットボトル飲料にカフェインが結構入っているのか、なるほど合点が行く。
  それに、カフェインは苦い味であり、お茶やコーヒーの風味を出すのに都合が良い事という理由あるかもしれない。一石二鳥としているのではないか。

  私はカフェインの影響を受けやすく、コーヒー一日一杯でも夜眠りが浅くなり頭痛や不調の原因となったため、摂りすぎないように気を付けている。既成品飲料は飲まぬが吉のようだ。そして週末に少しだけ飲むドリップコーヒーを楽しみにしている。


    。  。  。


  さて、こんな私であるが自転車レース当日にはカフェインの効果を期待してコーヒーを飲む。

  疲労感は神経伝達物質アデノシンが疲労を脳に伝えることで感じる。カフェインはこの働きを阻害して、疲れを感じにくくする。
  また、カフェインは筋小胞体から放出されるカルシウムの量を増やし、筋の収縮を大きくする。すなわち、同じ努力量でもより大きな力を出せるのだそうだ。
  カフェイン自体がエネルギー源となる訳ではなく、脳を騙して疲労を感じにくくして、筋肉を酷使して、持てる力を絞り出す。と、書いていて、身体にとても悪い事をしている気がしてきたw


  そして、今やエナジードリンクなる物(レッドブル、モンスターなど)が多数販売されている。一本に含まれるカフェインはさらに多く、カフェインの薬効を積極的に利用した、いわばリポDの大容量版が若者をターゲットにして販売されているのだ。今までとは異なる状況だ。

  本書によると、エナジードリンク関連で救急治療室に搬送された件数は2万件を越えるそうだ(米国2011年)
原因はカフェインかといえば、摂取量自体はコーヒーを多く飲む場合と変わらない事から、著者は因果関係は無いだろうとしている。

  だが私は疑い深いのだw。
  単純にカフェイン量の問題でなくても、エナジードリンクには何かあるのではないか?
  例えば、コーヒーなど天然に含まれるカフェインよりも、添加されたカフェインは身体への吸収が速いなど違いがないだろうか(推測だが当たっているような気がする)。自分の場合、カフェイン50mg入りのリポDを飲むと、高い確率でトイレを往復(強い利尿作用)する事になる。コーヒーを飲んでもそんな事は起きない。私には影響が大きすぎそうな、エナジー系のカフェイン添加飲料は飲まない事にしている。


   じゃあ、またな 
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  人それぞれで、カフェインによる影響の強さや許容度は違うだろう。適量なら生活にプラスになるが、気が付かないうちに摂りすぎてネガティブな効果を被っているかもしれない。
  
  以上のように、カフェインの性質や、使われ方を知る事が出来た。企業や誰かにの手に任せるのではなく、身体に摂りいれるカフェイン量は自分でコントロールしたいと思うのであります。

  ではまた。


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