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油圧ディスクブレーキのメンテナンス

2017-9-22

   すっかり涼しくなり、季節は秋ですね。

  1709_pugsley


  今回は自転車のメンテナンスの話題です。
  シマノ油圧ディスクブレーキのオイル交換、空気抜きについて書いてみます。

  登場頻度が低いウチのMTBで、油圧のディスクブレーキがついている物がある。
  この自転車に本格的に乗る機会があり、斜度20%前後の上り坂を押していこうという時に、リヤブレーキがスカスカになって、制動力ゼロ。非常に難儀した。以前からその兆候は有ったのだが、平地と下りは全く問題ないのでそのまま使っていた。しかしここにきて全く効かなくなってしまった。このスカスカの原因は後ほど明らかに。

  知り合いや、よくいく自転車店の店長さんに話してみると、レバー側かキャリパー側か分からないが、気泡を噛み混んでいるのだろう。よくある話だと。

  SURLYのPugsleyは、低温下でも動作して、かつ修理もしやすいパーツという事で、ディスクブレーキはワイヤー引きの機械式だ。レバーはやや重いが、極寒でも使えるだろう。制動力は油圧に劣るが十分に強い。自転車をひっくり返しても問題ない。私としてはこちらの方が好みなのだ。まあ、シマノの油圧ディスクブレーキの方がレバーの引きが軽くて使いやすいという話はある。


  BR-M675
  1709_mente_01


  好みの問題はさておき、不調ブレーキは直さなくてはならない。かなり重ーい腰を上げて、修理してみる事にした(yokkorase)。まずは型番の確認、BR-M675であった。
  油圧をメンテするのは始めてなので、店長さんに聞いたり、ネットでシマノのマニュアルpdfを入手して熟読。マニュアルにはブレーキホース接続後のオイルの入れ方、空気の抜き方が書いてある。BR-M675と書いてある物は見つからなかったが、大体似たようなものだろう。
 

   マニュアルpdf記載の基本的な流れは、下記のよう

   1)レバー側にはじょうごをセット。
    キャリパー側のブリードニップルを緩めて、注射器を使って
    下から上といった感じでオイルを入れていく。

   2)キャリパー内に残っている気泡を、ブリードニップル側からオイルと共に出す。
    キャリパーの向きを変えたり、軽く振動を与えると良いとの事。
    次に、レバーを握って圧力をかけた状態で、一瞬ブリードニップルを緩めて、
    キャリパー内の空気を出す。を2,3回。

   3)最後に、レバーをゆっくり動かしてレバー部分(リザーバタンク)の気泡を出す

  、、、mendoKuSa!


  オイルを一旦全て出してから新しいものを入れるなんて、、、  出来るだけ簡単にオイル交換し、気泡を追い出して不調を治す事を目標とした。
  再びネットにて、実際にオイル交換した方々の記録を拝読させてもらい、考えた。
  結論は、レバー側から新しいオイルを入れて、キャリパー側から、古いオイルと気泡を押し出すというやり方だ。

    。  。  。

  (1)
  まずはレバー側の注入口を緩めて外す(Oリングも無くさないように)。じょうごをセット、新しいオイルを半分くらいまで入れる。
  
  上から下にオイルを行き渡らせるつもりなので、レバー部分に気泡があっては元も子もない。
  試しにレバーをゆっくり浅く動かしてみると、気泡が次々と出て来るではないか! それならばと、レバーの確度を変えたり、少し振動を与えたりして、徹底的に気泡抜き。もしかして、スカスカの原因はこれでは?


  ・レバーをゆっくり動かすと、プクッ と出てくる
  1709_mente_02


  以上で作業終了!
  と思ったが、、キャリパー内の気泡もあるかもしれないし、オイルも入れ替えたいので、作業継続とした。

  (2)
  漏れたオイルがローターやパッド、キャリパーに付着すると、取り除くのが大変(ローターをガスバーナーで炙る?)との事で、キャリパーは外して作業する。 パッドの間に入れるプラのパッドスペーサーを準備していなかった。ローターと同じ暑さのAL板を代用品として挿入しておく。これを忘れてレバーを握ると、キャリパー部のピストンを戻すのが大変らしいです。

  キャリパー側のブリードニップルに7mmのメガネスパナをセットして、ホース接続をビニール袋にテープで固定(排出されたオイルが溜まる)
  さて、ブリードニップルを緩めるようとしても外したため力が入れにくく、緩められない。そこで、キャリパーをモンキーで保持して、ニップルを緩める事が出来た(結構固かった)。

  少し待つと、オイルがチューブを通って出てきた。よく見るとピンク色が薄く、汚れが混じっているので交換して正解。あまり乗られていなかったけれど、定期的なオイル交換が必要という事だろう。
  でも、キャリパーを傾けたり振動を与えたりしても気泡は全く出てこない。。やはりレバー側の気泡が問題だったのだ。
  オイルの汚れが見えなくなって、大体入れ替わったかと思われる所で、ブリードニップルを締める。

  1709_mente_03

  1709_mente_04


  次にレバーをストラップで抑えた状態にして、ブリードニップルを一瞬緩める。2回やってみたが気泡は出ない。
  ブリードニップルは外す時の固さをイメージしてしっかり締めて、キャリパー側は完了。

  ここでレバーはスカスカになっているが、ゆっくりと数回握ると段々と固くなってくる。
  じょうごにオイルストッパーをして取り外し、ねじ穴からオイルを溢れさせながらフタとなるネジをしめこむ。これで完了。
  ブレーキ操作してみると、元と変わらないタッチで良さそうだ。問題となっていた前輪を上げるような状態にしてもレバーはスカスカにはならず、空気抜きは成功したようだ。

  以上、リヤブレーキの作業を無事に完了。調子に乗ってフロントも同様に行った。
  前後で、50ml入りのシマノ純正オイルは半分強は消費した。割と高いんですよね、このオイル。


   。  。  。


  今回のレバーがスカスカになった原因
  作業結果から、レバー部分のピストンとリザーバにオイルが足りなくなり、上りの状態に傾けると、ピストンに空気が入り込んでオイルを押し出せなくなっていたと考えられる。

  オイルが足りなくなったのは、、最初から?もしくは、時間と共に体積が減った? 徐々に症状が悪化していったので、後者なのだろう。そうだとすると、定期的にレバー部分にオイルを補充するのは良い考えだ。簡単だし。オイル満タンになっていれば、自転車をひっくり返しても大丈夫なはず。敢えてする必要はないけれど。
  やっぱり油圧ブレーキは取り扱いがやっかいだな、と思うのでありました。

   。  。  。

  以上、調査1ヶ月、部材購入2週間、妄想数週間、作業1日で完了w。失敗しなくて良かった、というのが正直な所。
  
  で、外したキャリパーの位置決めがまだ完了せず、ローターに擦れている。これからブレーキパッド交換もしようと考えているので、その時に調整しよう。しかし、パッド交換時にやらねばならないピストンの押し戻しは自分で出来るのか??

  という訳で、まだ続編に続きます。



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