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まだまだファットなタイヤ JumboJIm

2018-6-9

   ファットバイクの動向は今どうなっているのだろう?
   サーリーがまず初めに作り初め、じわじわと愛好者が増えていた所、3,4年くらい前に大手メーカーが一斉に参入。小さなメーカーがこつこつやっていた所が大資本の草刈り場になってしまったようで、何だかな、、という感じ。その後、今度はセミファットが良い 27.5x3インチが増えて、TREKまで29x3インチを出している。皆さん、お好きなホイルサイズとタイヤ幅を選んでね、という事だろう。

  ・週末山歩き
  1806_yamaaruki


  ファットバイクのラインナップは、アメリカなどでは縮小していないように見える。SurlyではPugsleyの完成車が復活し、細かな部分の改良がされてより完成度が高くなった。一方、各メーカーの日本国内版カタログからは大分減っている。近所の自転車ショップでも現物を見かけなくなってから久しい。

  さて、世の中の流れをあまり気にしない自分は、相も変わらずファットな日々を楽しんでいます。
  ファットバイクはその太さ故にタイヤで走りが大きく変わるという事で、本ブログではタイヤの記事が多いです。

     。  。  。

  いきなり結論ですが、前回記事のジャンボジム26x4.0(SnakeSkin)は、しばらく使ってみた感想として、いままで使用したタイヤの中で最も走りが軽いです。特に舗装路、ハード路面では違いが分かりやすい。ペダルに力を入れると、そのまま駆動力として伝わる、ダイレクトに反応してくれる。そんな感想です。実際に速度もアップします。
  走りが軽く、それでいてブロックパターンなので、ダートもこなせる。重量も1.2kgを切っていて軽い。私のようにパワーの足りない人にはピッタリと言える。

  ファットタイヤでも空気圧を上げればコチコチに固くなり、せっかくのクッション性を生かせない。しかし圧を下げすぎれば抵抗が大きくなる。そんなファットタイヤには、浮遊感を感じられて、なおかつ走行抵抗があまり高くないスイートスポットがある。
  ジャンボジムはこのスイートスポットが広い。そして転がりも軽い。何故?と考えてみました。

  ・Jumbo Jim 26x4.0  2017モデル
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     。  。  。
  
  自転車走行時には、タイヤは接地面で押されて変形し、それがもとに戻る、を絶えず繰り返している。この変形~戻りによるエネルギーロス(タイヤが吸収)が転がりの重さに繋がっているはず。素人考えです。

  という事は、極端に言えばコイルスプリングのように縮めた分同じ力で戻ってくるような性質だとロスが少なくて良いに違いない(それが行きすぎると跳ねて問題)。さらに考えると、ペダルを踏み込んでタイヤがまわって進む。最も強い力が加わっている時に変形は大きくタイヤにバネのエネルギーが溜まり、ペダルの力が弱くなるときに、ちょうどタイヤがもとの形に戻り、バネのエネルギーは放出されて、推進力を増す方向に働く。
  重いギヤを低回転で回すよりも、少し軽めのギヤをリズミカルに回すと、タイヤの反発が分かりやすいだろう。


  ・道が分からなくなってきた、、
  1806_yamaaruki


  ウチにある、3種類のタイヤを比較してみた。ホイルから外した状態です。

  1)マンモス26x4.0 120tpi (maxxis)
    走行面は結構固め(ゴムが厚い)、サイドも少々固め。全体的に固い
    空気の保持力が高い。植物などのトゲが刺さってもすぐに空気が抜けない事例あり

  2)ラリー26x3.8 120tpi(SURLY) 
    走行面のゴムの固さ(しなやかさ)は中位とする。サイドの方ががより柔らかい
    パンクしにくい方ではない。細いトゲでも空気は抜けていく。ゴムの摩耗は早い。

  3)ジャンボジム26x4.0 127tpi(Schwalbe)
    走行面が最も柔らかい!
    厚さも他より薄く、指で押しても簡単に変形する(ゴム質自体はやや固めだが)
   →変形しやすさのおかげで、浮遊感が得られ、エネルギー吸収も小さくなり良く転がるのだろう。
    一方、サイドが他タイヤよりもやや固く、スネークスキンという仕様。(ライトスキンは未確認)。その結果、タイヤの変形は主に走行面で起きる事になる。これによる影響は後ほど。

  上記3種類のタイヤにて、空気を入れない状態での変形させやすさは、
   ジャンボジム > LARRY > マンモス  これが転がり抵抗の主な部分を決めていると思われる。

  0.7-0.8気圧くらいでの転がりの良さ(体感で)は ジャンボジム > LARRY、マンモス であり、
  マンモスはセミスリックに近いパターンで転がりを稼いでいるのだろう。

  ・低めで台形形状のブロックも転がり良さに貢献
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     。  。  。


   ファットタイヤで低圧にすると、コーナーなどでハンドリングが勝手に切れ込む現象がある。セルフステアリングとも言われる。これはタイヤの変形により、接地部での直径が小さくなるような状態によるものと考える。
  ダートや雪上だどさほど気にならないが、舗装路だとコーナーで予想以上に切れ込んだり、路面のうねりでもハンドルを取られたりするので注意が必要だ。

  ジャンボジムはこの現象の出方がラリーとはやや異なっていて、特に前輪に装着し舗装路を走行している場合に以下のような感じがある。

  低圧設定時、ラリーでは、直進時は気にならないがコーナーで切れ込んでくるのに対し、ジャンボジムでは、直線でも少しハンドルを切ると、ハンドルがとられるような動きをする。これはジャンボジムは走行面が特にしなやかで変形しやすいためだろう。このため、やや走りにくい感じがする。雪やダートではそれほど気にならないだろうが。

  もう一つ気になる点としては、タイヤサイドが固めなので、雪上走行のためにリム打ちしない限界まで空気圧を下げた時に、タイヤ全体として、接地面積を稼ぎにくいのではないだろうか?
  と書いていて、、昨冬は雪の上を走る機会が数えるほどしかなかった事を思い出した。別に雪上でなくても良いので、今度試してみようと思う。
 
  最後にパンク耐性について。
  走行面が薄いのでパンクしやすいのでは?と気になる所、固めのコンパウンドのためか今のところ問題ない認識です。植物の細いトゲが刺さったままでも空気があまり抜けない事もあり、チューブレスイージーと謳っているだけあるかもしれない。但し、大滝のようなガレた場所での耐カット性については分かりません。

  ・これでパンクは仕方ない 
  1806_jumbojim

    。  。  。

  以上、シュワルベのジャンボジムについてです。
  ファットバイクでは重量や走りの重さ軽さが問題となるので、やはりお勧めのタイヤである事は間違いないですね。

  で、本記事は2017年モデルのPacestarコンパウンドの物についてです。
  2018年モデルからシュワルベタイヤはコンパウンドが変わっていて、今までの固めが柔らかい方向になっているのか?。新しいジャンボジムはどんな物なのか、気になる所です。

  ・迷子にならずにひと安心。。
  1806_yamaaruki


    ではまた。



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